ユリウス・カエサル(Gaius Julius Caesar、英語読みでは、ジュリアス・シーザー)

2007年 7月 12日(木曜日)

期限前100年の今日(7月12日)誕生したと伝えられる。

古代ローマ(共和制ローマ)の最大の軍人で政治家、事実上のローマ帝国創始者とも言える人物である。また、文筆家としても高名で、「ガリア戦記」などの著作の評価は非常に高い。

文筆家としても名高いカエサルは、演説も巧みで、人の心を掴む才に長けていたと言われる。名言も多く、

  • 「賽は投げられた」
  • 「来た、見た、勝った」

などは特に有名である。

その、「賽は投げられた」について。

ラテン語では、Alea jacta est.

英語では、 The die is cast.

dieって?死?

いえいえ、「サイコロ」のこと。diceは、dieの複数形だそうだ。

語源的には、「運命によって決められるもの」という意味だそうで、そこから転じて「サイコロ」になったそうである。

「死」も同じく「運命によって決められるもの」ということだとすると、共通の語源なのだろうか。

もしそうであれば、カエサルの決意がより伝わる名言と言えよう。

なんて、知ったようなことを書いているが、塩野七生著「ローマ人の物語」を読んで初めて、私はその偉大さを知ったのである。(それまでは、クレオパトラに言いようにされた、「スケベな独裁者でしょ」くらいの認識でした。すみません!


ちなみに、シーザーサラダのシーザーは、 ホテル「シーザーズ・パレス」の料理であったことからついた名前で、ジュリアス・シーザーとは、関係がない。

※ちなみに以下は7/13に上記の内容の黒板を掲示した際の通行人の様子。
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