[統計学]

もう一つの偽装食品問題(3)

2007年 7月 8日(日曜日): inoppi

前2回で、偽装問題について考えてみた。

最後に、偽装を見破る方法について考えてみる。

現在輸入される食品は、「横浜検疫所」等の検疫所で、「食品衛生監視員」によって行われている。

検査は、食品の一部を選び出し、化学特性を調べることで行っている。

検査項目は、数百にのぼると言われ、その数は今後も増えることはあっても減ることはないだろう。

極々微量でも人体に大きな影響を及ぼす化学物質との、戦いの日々である。

化学はもちろん、統計学、地理、法律、様々なことに通じていなければならない大変で、重要な仕事である。

監視員の方に直接いろいろ伺ってみたいものである。

一般市民がもっとお手軽に、いろいろなものの成分を調査できる方法(道具)はないだろうか。

そういうものがあると、化学がもっと身近になるように思う。


成分解析と言えば、少し前にインターネットで行う成分解析が流行った。しゃれであるが、なかなか面白かった。その派生版の一つに、「水曜どうでしょう成分解析」というのがある。著者の本名で試したところ、○○の96%は一生どうでしょうしますで出来ています
○○の4%はどうでしょう祭で出来ています完全にはまっている。