9月5日

2007年 9月 5日(水曜日)

台風の渦は反時計まわりになります。これは「コリオリの力」によるものです。「コリオリの力」は、球体である地球が自転しているため生じます。つまり、球体である地球が自転しているため、仮に地球上の2つの同じ物体が静止していたとしても、赤道上にある物体の方が、極地にある物体の方よりも、地球の自転方向に大きな速度で運動をしているために、生じるものです。この「コリオリの力」は、北半球では進行方向に対して右向きに働きます。台風の渦が反時計回りになるのは、風が中心に向かって進む際にこの進行方向右向きのコリオリの力を受けるためです。南半球では、反対向きになります。

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